
平成のインターネット広告とSEOを振り返る:前編
2019年5月17日
最終回を迎えるにあたり、何を書けばいいか・・・
前回の原稿を書いた後から、そんなことを考えていましたが
「インターネット広告ブログ」とタイトルがついている、
平成から令和に時代が変わったということで、平成のインターネットと
SEOの歴史がふさわしいとの考えを至りました。
まず前編はインターネット広告について、まとめようと思います。
インターネットやパソコンがビジネスに活用されるようになったのは1990年中期から。
Windows95や98が出たあたりと言えばわかりやすいかもしれません。
(その前から使ってたよ!という意見もあると思いますが・・・)
そして、Yahoo!Japanでバナー広告のサービスが始まったのが1996年の4月です。
実際にバナー広告の取り扱いを開始したのは1996年の7月。
その後、gooやインフォシーク、朝日新聞、日本経済新聞などがWebサービスをスタートし
数行程度のテキストメール広告が誕生しました。
1999年頃(平成11年)に登場したのが『アフェリエイト広告』
Amazonの『アソシエイトプログラム』や『A8.net(ファンコミュニケーションズ』など
成果報酬型のインターネット広告が続々と世の中に出てきます。
2002年には『Google Adwords』や『Overture(Yahoo!リスティング広告』などの
リスティング広告(検索連動型広告)がスタート。
四苦八苦しながら、覚える・使うをした記憶が蘇ります。
2003年にはリスティング広告が『コンテンツ連動型広告』に進化したり、
2005年(アメリカ)、2008年には『行動ターゲティング広告(リタゲ/リマケ』が登場。
インターネットが人々の生活に必要不可欠になったからこその進化だったと思います。
2008年には広告媒体のWebサイトに一気に広告配信をする『アドネットワーク広告』や
2011年にはFacebookなどのソーシャルツールが注目を集め『ソーシャルネットワーク広告』も
活発に利用されるようになりました。
日本ではFacebookは流行らないと言われていたのが、今では嘘のようです。
2012年からは今では当たり前の『動画広告』、2014年には『ネイティブ広告』、
ここらへんで現在も利用されているインターネット広告の代表的な種類が
出揃った形になり、そこから各広告でより適切な広告配信をする仕組みがブラッシュアップされています。
1995年が平成7年なので、平成31年まで約23年。(平成31年は4ヶ月しかないので)
振り返ってみると、あっという間の数十行でしたが、
サービスが生まれ、発展していくまでに、様々な苦難があったと思います。
広告配信やコンサルティングをしている我々も例外ではありません。
物が売れなくなった、広告手法が大きく変わったと言われた平成。
今ではスマホ、ソーシャル、クラウドは当たり前の時代です。
令和に入って更にサービスがブラッシュアップされていくと思いますが、
平成の中で進化してきた歴史は欠かすことの出来ない遺産なんだなと
本記事を書いていて、改めて感じることは出来ました。
最後は個人的な感想になりましたが・・・
次号の後編は平成のSEOについて振り返りたいと思います。
●余談:編集後記的な走り書き
ゴールデンウィークが明け、一気に気候が暑くなりました。
既にオフィスでは時間帯によって、クーラーが稼働しています。
今年の夏も酷暑になるのでしょうか・・・今からその部分は憂鬱です。
・・・と、いつもの通り、個人的な日記のようなあとがきになってしまいましたが
ジラフのインターネットブログも残すところ後2回です。(本号除く)
最後までご愛読いただけるよう、心からお願い致します!
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○あわせて、どうぞ!ジラフブログ:バックナンバー
インターネット広告費と新聞広告費の今(2019年1月)(2019年1月25日配信)
http://giraffe.ne.jp/blog/ad_201901/
マスマーケティングからワントゥワンマーケティングへ(2018年9月7日配信)
http://giraffe.ne.jp/blog/201809_onetoone/